編入試験 体験記 Vol.4

こんにちは、ぶんすけです。

 

前回の記事で、編入試験の対策としてどんなことをしていたかを大まかに書きました。

編入試験 体験記 Vol.3 - ぶんすけの日記

 

今回は編入試験を受けて、その後です。

専門学校で編入に期待を抱いて勉強をしてきた私でしたが、結論から言うと、一度編入試験に失敗しています。

 

今までの記事で成功体験のように書いていましたが、またもや大学から拒まれます。

大学受験では、楽天家が災いして失敗したということを書いたのですが、ここでもそれが発動しました。

同じ失敗を繰り返すとは我ながら非常に恥ずかしく思います。

 

 

ここで、編入試験について少し触れておきます。

編入試験では、世間的な「偏差値」の高い低いは良くも悪くもあまり関係ありません。

大学2年終了レベルの教養と専門分野の知識が身についていること、そして編入先の大学で研究させられると判断されることが重要です。

大学入学時に5教科7科目で受験する国立大学も、3教科や2教科で受験できる私立大学も、編入試験においては同じ受験科目で受けられることが多いです。

そして、編入試験の大きな特徴、メリットに国立大学を併願して受けられるというものがあります。これは編入試験で上位校を目指す人にとっては最大のメリットと言えると思います。

 

 

私は、志望校を決めるというタイミングで、あろうことか国立大学2校だけにしてしまいました。

英語もそこそこ(この時TOEIC最高770)、専門分野の過去問もそこそこ解けていたことで、変に自信を持ってしまったのだと反省しています。

 

編入試験は一般試験とは違うので、滑り止めというものはあまり期待できません。

もちろん試験の形態によって受かりやすいというものもあるのですが、それは世間がいう大学の難易度評価とは異なります。

一般受験の時では滑り止めといえそうな大学でも、基準のレベルに達しているか、教授と合うかどうか、学部・ゼミでその研究ができるのかというところを見られるので、一概に受かりやすいという基準を持てないためです。

先程、偏差値があまり関係ないと言ったのはこのことです。

 

だからこそ、受験料が許すのならばより多く受けた方が良いのですが、私は2校のみで勝負してしまいました。この時受けたのは東北大学(11月頃受験)と滋賀大学(9月頃受験)でした。

東北大学は、経済学、経済数学、TOEICで受験しました。滋賀大学TOEIC口述試験(面接)だけでした。

 

特に東北大学は合否発表がすぐなのですが、滋賀大学は1月末ごろに結果がわかります。

この間、新たに受験することもせず、1月末ごろ滋賀大学も不合格だったことを知りました。

この時期には編入試験を実施している大学はほとんど残っていませんでした。この頃残っていて専門士資格で受けられたのは、筑波大学静岡大学などだったでしょうか、プレゼンの試験科目があり、全く対策していなかったこともあり、諦めました。

 

大学編入試験は秋から冬(9月〜11月)がピークです。もっと受けておけば…と今更しても仕方ない後悔をしていました。

資格によっては、受けられる幅は広がります。短大・高専・専門学校・大学でそれぞれ取れる受験資格が違うので自分の資格で受けられるところを調べてみてください。

 

受験に再度失敗し、この時、私の胸にあったのは自分が悔しいという気持ちよりも、両親に申し訳ないという気持ちでした。どん底にいた私に、専門学校に行く機会を与えてくれて応援してくれた両親の気持ちにまたしても応えることができなかったという思いがとても強かったです。

専門学校卒業後は、両親に頼らず自分の力で生きていかなければいけないと思っていたので、就職も考えていました。

 

ただ、専門学校の友人達や先生方、そして両親の支えがあって、もう一年だけチャンスをもらうことにしました。

そして、浪人をするのに、某編入予備校で勉強を続けていくことになります。

ここから孤独な戦いのはじまりです。

 

今日はここまでです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。